認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けた看護師をいいます。
当院では、6名の認定看護師が活躍しています。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

回復期リハビリテーション病棟で、脳卒中を発症された患者の生活再構築に向け、急性期・回復期・生活期と切れ目のない看護支援が展開できるよう取り組んでいます。 　脳卒中発症患者の機能回復、再発予防に向け、患者及びそのご家族が退院後、その人らしい生活ができるような退院支援を行っていくことを目標に活動しています。また、自分の知識をスタッフへ伝えていくことが自分の役割と考え、定期的に脳卒中の勉強会やセミナーを開催しています。

皮膚排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡（床ずれ）などの創傷やストーマ（人工肛門、膀胱瘻など）、失禁などの排泄管理や皮膚障害でお困りの患者様やご家族のご相談に対応しています。退院後も在宅や施設で継続できるケアを提供できるよう、勉強会を実施しスタッフの知識・技術の向上に努めています。

認知症看護認定看護師

地域包括ケア病棟で、認知症を持った患者さんが１日も早く元の生活に戻れるよう支援しています。認知症を持っていてもその人らしい暮らしの継続を目指しています。院内デイケアを開催し、他者との交流の場の提供や楽しみながら生活のリズムを整える活動に取り組んでいます。また、勉強会を開催し、認知症の知識や対応力向上に務めています。 　 認知症ケアチームでは、認知症やせん妄で対応が難しい患者さんについて週に１度ラウンドを行いながら、対応方法の検討や入院環境の調整を行っています。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師

一般病棟に所属しており、慢性呼吸器疾患患者様の呼吸困難感を少しでも緩和できるようにケアを提供し、増悪予防のためのセルフマネジメント支援を行っています。また、人工呼吸器離脱に向けてRST（呼吸ケアサポートチーム）チームを中心に取り組み、スタッフの知識・技術の向上を目指しています。

感染管理認定看護師

感染管理認定看護師は全21分野ある認定看護師の中で、唯一名称に「管理」という言葉が入ります。前線に出て、患者様に直接的に関わるというよりは、黒子的な役割を担い、組織横断的に活動し、全ての職員と患者様を感染から守るのが役割です。 具体的には、他職種と協働しながら感染対策に関する様々な相談に対応し、現状に合わせた継続可能な感染対策を検討・提案する。委託業者も含めた全ての職員を対象に教育・啓発活動に努める等があります。 　「感染対策は難しい」と嫌煙されがちな分野ですが、できる限り現場に出向き、直接顔を合わせて話をしながら、少しでも「おもしろい」と興味を持ってもらえるよう、こつこつまめに活動していきたいと思っています。 　また、院内のみならず、他の医療機関や施設、地域住民に向けての感染対策にも貢献出来ればと思っていますので、いつでもご相談ください。

認定看護管理者

認定看護管理者として、様々なヘルスケアニーズに応えられる質の高い看護サービスの提供を目指して、人材育成や問題解決に取り組んでいきたいと思っています。 　現場に所属しながら、患者様やご家族、関わるスタッフそれぞれが抱える困りごとに一緒に向き合いながら、自分たちのできることを探し、解決できるよう支援していきます。 気軽にお声かけください！

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